受け継ぐもの

宝石と硯の違いは

役割が違うだけ。同じ地球の石 身に着けるのか墨をする道具なのかの違い。どちらも大切なものは受け継がれていきます。硯も美術品でもありますし、メンテナンスしながら永遠に使えるのです。観賞用の硯もあるぐらいですから。

地球の大地からとった石は地球の歴史を感じます。いろんな模様がはいっていたり、不思議な柄が出てることも多々あります。石がどんな気候変動を体験してきたのかロマンを感じますね。

その土地ごとに模様がちがい色も違う石を楽しみながら味わいながら使うのも硯の楽しみ方です。

これは生徒さんが購入した日本の硯。山梨の雨畑硯です。宝研堂の作。お嬢様にも譲れるため少しよいものを買われていました。

みなさんの蔵や押し入れにも誰かが使っていた硯が眠ってたりするかも。

硯に寄せる想いも受け継がれていく 素敵ですよね。 硯はいいものを買ってと生徒さんに言うのは石は永遠であり受け継いでいくからです。もし、家の人が受け継がなくても使う人が受けつぐこともありますから。

地球資源は永遠ではない

これは知らない書道家の先生から受け継いだ硯です。他にも4点いただきました。同じ市内の先生で、亡くなられたあと娘さんが少し譲り受け、残りの硯はめぐりめぐって私のところにきていただきました。こんなこともあるんです。私が亡くなったらまた誰かの元に。そうして活かされていく。

有限である地球資源は人間が取りつづけてたらなくなるのは当然だし、環境破壊でなくなることもあります。石だけじゃなくて筆も紙も同じです。

だから、いまあるお道具を大切にすること。

次に使う人のためにも。

硯のランク付け

これについては別の機会に記事にしようと思います。石にランクつけるのは申し訳ないと思うのですが、書道に適したランクという意味での格付けです。どんな石も唯一無二です

2022.10.17 書家/円相アーティスト 狩野舟紅

一つの作品との出会いが人生を変える

いくつもの試練を越えてきた波乱万丈人生いつも書があり、人生の岐路を乗り越えた円相と出会っただからこそ伝える熱い想い

輝く未来は自分でしか作れないということ円相はそのお手伝いをしてくれます心の変化のお手伝い心が変わることで見える世界が変わり自分が変わる人生が変わる

そして幸せの大海原へ船出します円相とともに人生を、、、

狩野舟紅

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